JT株、売らなくてよかった
指値とは何かという話ですが、株の売買方法には「成行注文」と「指値注文」というのがあります。
成行注文とは、その名の通り、成り行き任せ。売値や買値を指定せず、いくらでもいいから「買いたい」「売りたい」という、私に言わせると値札も見ずに「これいただくわ」というセレブマダムのような買い方です。
一方、指値注文というのは、希望する売買価格をあらかじめ指定して発注する方法。 「何円になったら何株買いたい(または売りたい)」と、株価と株数を入力しておくと、株価がその価格になったときに取引が成立します。
成行注文だと想定外の株価で取引されるリスクがあるので、初心者には指値注文がおすすめ。しかし、その指値にならない限り取引成立しないというデメリットがあります。そりゃそうだ。
10月18日に2,328円の高値を付けたJTは、そこをピークに右肩下がり。10月29日の終値は2,235.5円で私の株はまたまた含み損になっています。とほほ。
しかしながら、ここで売れなかったのも、ひょっとしたら神様の思し召し。
29日の大引け後(株式市場が閉じてから)JTは、今期の最終利益を従来の減益予想から一転、6%の増益に上方修正しました。
配当も従来計画の130円から140円に10円増額すると発表して、配当利回りはなんと6.26%に。例の不気味なほどの高配当ってヤツ。
これ、売らなくて良かったってことじゃない。
12月まで持ってれば含み損以上に配当がもらえるヤツじゃない。
そそくさと注文を取消しました。12月まで様子見てからでも遅くない。たぶん。