イラスト◎bonbon
開運アドバイザーで「婦人公論」の愛読者でもある“アラフィ婦”さんが綴る、主婦投資家の株日記。お金とは切っても切れない(?)開運術も伝授しますのでお楽しみに!株価に一喜一憂などしない愛犬ちゃろ(柴犬・♀・4歳)も登場しますよ~! 第35回は「ハロウィン効果も予算不足で買えず。売り損なったJT株は高配当。トヨタ株の分割で売却、資金をGET」です。

※この記事は、あくまで個人的見解に基づくものであり、投資や個別企業の株取引を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。

ハロウィン効果のほどは…

「お菓子をくれなきゃ、イタズラするぞ!」

そんなんでお菓子をもらえるなんて外国の子どもは良いなあ、と大昔思ったものですが、このコロナ禍で「英国民の約4割が居留守を使って応じない」というニュースが流れてました。せつない。

さて、投資の世界には「ハロウィンに株を買え」という格言があります。

毎年10月下旬に買った株が、ハロウィンを境に切り返して、4月にかけて上昇するというアノマリーです。「ハロウィン効果」とも言われます。(アノマリーとは、理論的根拠があるわけではないがよく当たる経験則のこと)

今年はハロウィンが日曜なので、29日金曜日の株価を見てみれば、確かに午前中ドッと下げていたので、このタイミングは買い時だったかもしれません。

でもワタクシ何も買えませんでした。だって、お金がなかったから。

私は、毎月の収入を次々に株に投資しているのではなく、退職金でいただいたお金を証券会社に入れて、その中で売っては買い、売っては買い、を繰り返しています。つまり、売った株が無ければ買うお金もないのです。

前回この株日記で、「やっと待望のやれやれ売りができます」と言い切ったJTですが、実は売れませんでした。10月15日(金)の株価が2,323円で私の取得単価2,328円まであと5円、週明けには含み損が消えるかもと言ったあのJT。私の期待通り月曜にきっちり2,328円になりました。売れたはずだった。2,328円で指しておけば。

そう、私はいったん2,328円と指値を入れながら、「手数料分がマイナスになるのは嫌だな」といじましく考え、すぐに2,329円に指値を変更したのです。