目の造作が変わっていく人生後半。骨格の変化で眼窩は大きくくぼみ、まぶたの皮膚がたるむうえに、まつ毛も寂しくなります。「大人の目はしぼみ、下がり、小さくなり、段差ができて影や凹凸も目立つように。でもちょっとした工夫で、まぶたが開き明るく引き締まった印象を演出できるのです」と山本浩未さん。山本メソッドで力強く輝く眼差しを叶えましょう(撮影=天日恵美子(人物)、スタイリング=岩崎聡美、文・構成=片岡えり)

重いまぶたを引き上げる

年齢とともに気になるのが、まぶたの重たさと目の下のたるみ。「凝りやむくみはマッサージツール付きのアイケア商品を活用して優しくが鉄則です。マッサージをするなら、眉より上を刺激しましょう。二重修正テープも目の開きに有効です」(山本さん。以下同)

おでこマッサージ

前頭筋や額、眉の上の筋肉が固まっていると、まぶたが重くなります。「目から上の筋肉の緊張を緩めると、むくみがスッキリ」。

握りこぶしをつくり、指の面を使い、額全体を上下に動かしてマッサージ。生え際や耳の上までしっかり刺激して

 

凝り固まった眉の上の筋肉を、人差し指、中指、薬指の腹で押しながら、小さな円を描くようにくりくりと回す

 

「マシーンなら手が疲れないし、心地いい。生え際や側頭部などの凝りがほぐれて目も開きやすくなる」。