今よりもっとネコが好きになる!

哺乳類の中で完全に肉食に特化した“究極のハンター”、ネコ科。
ライオンやトラをはじめ、最近人気のマヌルネコやサーバルキャットなど、現在41種の野生のネコ科動物が地球上の多様な環境に生息し、さまざまな生き物とかかわりあって暮らしています。
身近ではほとんど見ることのないクールな野生のネコ科動物から、愛くるしい姿や行動で私たちを魅了してやまないイエネコまで、その生態に迫る充実の展覧会です。

※名古屋会場の様子

「ネコ」という動物が地球上に出現し、進化してきた過程を展示。ネコ科の体のつくりや優れたハンターとしての機能も詳しく探ります。見どころは、体重が300kgにもなるトラや体重1~2kgほどのスナネコなど、その大きさだけでも多種多様な世界各国の野生のネコ科41種のすべてを、はく製、骨格、映像などで一挙に紹介している点。ネコ科動物たちがずらっと並ぶ展示は壮観です。
日本にも、西表島にイリオモテヤマネコ、対馬にツシマヤマネコという2種類が現存しています。それぞれの環境に住むヤマネコの特徴のほか、フィールド調査の方法、さらには各地での保全活動などまで学ぶことができます。

※名古屋会場の様子

また、人間と暮らす「イエネコ」としての側面にフォーカスした展示も盛りだくさん。およそ1万年という長い時間を人と暮らしてきた彼ら。野生のネコと変わらずに備え続けている特徴と、人間と暮らす中で柔軟に変化した特徴、双方の視点からイエネコを科学的に捉えます。
そしてイエネコと暮らすために知っておきたいこと、彼らの健康にかかわることなど、最新研究の一部をマンガも交えて紹介します。

※名古屋会場の様子

ヤマネコの毛皮を触ったり、マーキングの匂いを嗅いだりできる体験展示コーナーも充実。今よりもっとネコが好きになる展覧会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


【応募締め切り日】7月11日(木)
※当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます(7月末頃予定)
 

■開催概要
特別展「ネコ」~にゃんと!クールなハンターたち~
会期:2024年7月13日(土)~9月23日(月・祝)
休館日:月曜(7月15日、8月5日・12日、9月16日・23日は開館)、7月16日(火)、9月17日(火)
開館時間:9:30~17:00(16:30最終入場)
会場:大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
観覧料:大人1,800円、大学生・高校生1,500円、中学生・小学生700円、未就学児は無料

主催:大阪市立自然史博物館、読売新聞社、関西テレビ放送
協賛:清水建設、住友生命、大和ハウス工業、非破壊検査
後援:大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、堺市教育委員会
特別協力:北九州市立いのちのたび博物館

●公式HP:https://www.ktv.jp/event/nekoten/
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