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介護に悩んだら

高瀬さん(仮名)は、久しく合わなかった両親の現状に驚きつつも、予算に合った施設を見つけることができ、無事2人に入居してもらうことができました。

高齢者人口の増加とともに、介護保険制度上の要支援・要介護認定者数も比例して増え、今後ますますこのようなケースが出てくると考えられます。

介護は突発的に必要性が出て来たり、行う期間も人によって大きく異なります。介護者は働き盛りの世代である場合が多いため、介護休業制度や介護保険制度を用いるものいいかもしれません。

厚生労働省が運営するサイトでは、介護休業等、仕事と介護の両立支援制度が紹介されています。

「介護休業制度の特設サイト」
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/ryouritsu/kaigo/

また、自分自身や家族、周りの人について、「もしかして認知症では」と思われる症状に気づいたときや、介護について相談できる主な相談先として、全国の地域包括支援センターや、公益財団法人・認知症の人と家族の会の電話相談窓口があります。1人で抱えてしまう前に、負担が軽くなる方法があるかもしれません。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000076236_00003.html

 

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