あらためてあらすじ

第64回でも、大庭家の相続の話題が続きます。

寅子は戦災孤児の委託先を見つけた帰り道、大庭光三郎と元山すみれが抱き合っているのを目撃。轟やよねに報告します。

よねは「どいつもこいつもクソだな、男ってのは」と呆れつつ、梅子に説明。梅子は可愛がっていた光三郎と夫の愛人が関係を持っていたことに大きなショックを受けます。

家族会議で感情を爆発させた梅子。突然高笑いしたかと思うと「もうだめ。降参」と言い、すべての責任を放棄すると宣言。

その場で、民法第730条「直系血族及び同居の親族は、互いに扶け合わなければならない」の内容を告げ、義母・常の世話を子どもたちでするように言い放つと、「ごきげんよう!」とそのまま家を出て行きました。

一方、家庭裁判所の広報活動の一環として、多岐川と寅子が共にラジオ出演したことをきっかけに、「愛のコンサート」の出演者として前作『ブギウギ』の茨田りつ子(菊地凛子さん)が決定。ここに『ブギウギ』と『虎に翼』のコラボレーションが実現します。

その後、轟法律事務所に居候した梅子は、寅子と花江と竹もとで再会。法律の使い方次第で人生が変わる、という事実をあらためて確認しあったところで今回の話は幕を閉じました。