あらためてあらすじ

今回のお話では女学生の美佐江が寅子に急接近。

裁判所の廊下にて、美佐江は「先生、手を出してくれますか」と言うと寅子の手首に赤いビーズでできた腕飾りを巻きました。

「先生は、私の特別です」との言葉に、寅子は「え?」と目を丸くします。

その後、裁判所で行われた証人尋問にて、寅子が元木と話します。寅子の腕飾りを見つけた元木はニヤリ。「あの子をスッキリさせたくて」「はあ。そうか、自首してきた奴らは俺に手柄を横取りされとうなかったんか」と関係のない話を始めると、同じ腕飾りを寅子に見せます。

さらにその後「志望大学について相談に」と寅子のもとへやってきた美佐江。寅子から腕輪について、ほかの誰かにもあげたか、とたずねられると、美佐江は寅子をまっすぐに見据えて「特別な人にだけです」と回答。

寅子が苦笑いをしながら「それは何人くらい?」とたずねると、美佐江は「…嫉妬ですか」と答え、寅子は困惑します。

その後「特別」の意味について寅子がさらにたずねると、何かを察した美佐江は寅子に渡した腕飾りを引きちぎり、用事を思い出したと言ってその場を去るのでした。