ネットの声
戦争を深堀りし、さまざまな角度から差別問題にふれた今週の『虎に翼』。ネットでは<攻めている>という評価が多くみられているようです。
「戦争を扱う番組が激減。その結果、戦争映像がドラマの中でしか放送されない、という時代の流れ」「敗戦の記憶は日々薄れていく。私たちはそのことを自覚していかなければ」「知る・考えるきっかけを得る。それもエンタメの素晴らしいところ」「単純に差別はダメ、というだけではなく人間心理の深いところまで掘り下げて脚本を作ってるところがすごい」「空襲警報を彷彿させるサイレンの音で始まり、汽笛の音で幕を下ろす…。演出が圧巻」「今週は特に作り手の覚悟を感じた」といった声が交わされていました。
一方、同ドラマの脚本を担当している吉田恵里香さん(@yorikoko)もエックス(旧ツイッター)を更新。
「あらゆる差別をしてはいけない。戦争を繰り返してはいけない。そんな当たり前のことが当たり前ではなくなっている気がします。今週のメッセージが攻めていると思えてしまうことに恐怖を覚えます。日本の敗戦から79年が経とうとしている今こそ、立ち止まり、平和を守る責任を果たしませんか?」
とつぶやいていらっしゃいました。
朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデル。昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメントです。
仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演し、尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。
主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。
【放送予定】 毎週月曜~土曜 ●総合 午前8時~8時15分
●総合 午後0時45分~1時00分(再)
※土曜は一週間を振り返ります
<毎週月曜~金曜>
●BS・BSプレミアム4K 午前7時30分~7時45分 ほか
【 作 】 吉田恵里香
【出演】伊藤沙莉/
石田ゆり子/岡部たかし/仲野太賀/森田望智/上川周作/
土居志央梨/桜井ユキ/平岩 紙/ハ・ヨンス/岩田剛典/戸塚純貴/
松山ケンイチ/小林 薫