あらためてあらすじ

猪爪家の家族裁判に引っ張り出されていた航一。

同居を巡って、対立していた花江と直明との間の溝が無事埋まると、そのやりとりを通じて自分の気持ちを明確にできたと語りました。

寅子と呼び捨てされるたびに嫉妬するくらいに寅子のことが好きで、自分の一番の幸せは、毎朝目が覚めた時、寅子が隣にいることだと話し、プロポーズします。

しかし、うれしいと言いつつも、笑みを崩しながら「すぐには返事ができない」と答える寅子。対して返事はいつでもいいと航一は答え、その場は流れてしまいました。

その後、星家に戻った航一。自宅のリビングにて、継母・百合、長男・朋一(井上祐貴さん)、長女・のどか(尾碕真花さん)の前で、寅子にプロポーズをしたことを報告します。

寅子からの返事を聞かれると、「いえ、返事はまだ。せかしても仕方ありませんから。1年でも2年でも、ゆっくり待つつもりです」と答えます。

すると百合は複雑な顔をし、「そうですか…」とその場を離れます。

少し離れたところで本を読んでいた朋一は、驚いた表情を見せた後に、作り笑いのような表情を。やはり本を読んでいたのどかは、その陰であきれた表情をみせます。

ブランデーのようなものをあおる航一。薄暗いリビングに残った3人は、そのまま目を合わせることもなく、時計の音だけが響くのでした。