電気事業連合会は、2025年4月より大阪にて開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)に出展するパビリオン「電力館 可能性のタマゴたち」の、具体的な展示構成・体験内容を発表した。
光ってふるえる「タマゴ型デバイス」
「電力館 可能性のタマゴたち」は、「エネルギーの可能性で未来を切り開き、いのち輝く社会の実現へ」をテーマに、未来における様々なエネルギーの可能性について、楽しく学ぶことができるパビリオン。建物は様々な形の平面で構成される「ボロノイ※構造」を採用した、タマゴ型の外観が特徴となっている。
パビリオンは「プレショー」「メインショー」「ポストショー」の3つのゾーンで構成されており、さらに中心となる「メインショー」は、未来を切り開くエネルギーの可能性を体験する「可能性エリア」と、それによって切り開かれるいのちの輝きを体験する「輝きエリア」の2つのエリアに別れている。
「電力館」の大きな特徴は「タマゴ型デバイス」だ。パビリオンに入った来館者は、様々な色に光る「タマゴ型デバイス」から好きなタマゴを一つ選び、首から掛けて館内を巡る。
このタマゴ型デバイスは、展示の内容や来館者の体験に連動して様々な色に光ったり、ふるえたりすることで、様々なエネルギーの可能性を探す来館者をサポート。
多彩な光り方とふるえ方で、展示内容や体験に応じた、約50パターンものふるまいを予定しているという。
また、このタマゴ型デバイスは、廃材を配合した電力館オリジナルの外装素材を使用。上部パーツに5%の卵の殻、下部パーツに15%のホタテの貝殻が配合されている。