不調は不定期ではないかも

生理期間ではないのに、やる気がなくなり、何もしたくなくなる…いつ起きるか分からない不調に悩んでいる人も多いはず。

こうした悩みに対して高尾先生は、「女性の不調は、ホルモンの乱れはもちろん、日々の生活習慣や、気圧の変動など、様々な要因が絡み合って起こるもの。まずは、どういうときに不調が起こるか振り返り、自分を知ろうとする習慣から始めてみましょう」とコメント。

さらに、体調の変化の原因は生理周期だけでなく、日常生活での出来事(仕事が忙しい、パートナーとケンカした、ペットの様子が気になるなど)の影響も受けることを指摘しました。

“生理前後は体調が悪くなりやすく、それ以外の不調は不定期に起きている”と感じやすいですが、記録を残してみると、定期的な不調に見える可能性もあります。

『ソフィBe』で可視化される「ホルモングラフ」

生理日を入力することで、ホルモンと体調の関係が可視化される『ソフィBe』の「ホルモングラフ」。例えば、生理期間が終わったら体調は回復傾向に。女性ホルモンのエストロゲン量が増加するタイミングで、肌の調子や気分が良くなります。しかし、生理が始まった日から約2週間後には、ホルモンの乱高下や排卵痛で不調モードに。その後、プロゲステロンが急上昇したタイミングでも不調を感じやすいそう。このように、生理期間以外にも、不調が起きるタイミングがあることが分かります。