不調を一人で抱えないで

またアンケートでは、生活をしている中で起きる不調について、事前に対策できていない女性が約8割。主な理由としては、「どう対策すればいいのかわからない」「いつ起きるか分からない」「しょうがないと諦めている」があげられました。

「普段の体のだるさや急なイライラなどは、なんとなく相談しにくい」という人も多いはず。産婦人科などに行く目安として“日常生活に支障が出たら”と聞くこともありますが、具体的にどのような状態なのでしょうか。

高尾先生は、「生理休暇を使いたい、部活の練習を休みたいと思った時点で、アクションを始めましょう。産婦人科へ行くもよし、経験者に話すもよし。言語化することで整理され、イライラの原因を考えたり、何かできることが見つかるかもしれません。産婦人科などに行くときは、記録があるとより良いです」とアドバイス。

時代が変わり、昔よりも生理が話題になるようになりました。一人で抱えずに、何かしら解決への一歩を踏み出してみると、今までより過ごしやすくなるかもしれません。

 

【関連記事】
「更年期に始まった母の介護でうつ症状に。安藤サクラをサポートし孫育てでヘトヘト」「心の不調はアフター更年期に出やすい症状のひとつ」安藤和津×高尾美穂
博多大吉×産婦人科医・高尾美穂 親が「ピル」服用を反対!?親子間で情報量に差がある時代、頭ごなしに否定せず一緒に知って
「介護うつのとき、ウォーキングや体操で心が上向きになった」「更年期以降も疲れにくい体づくりのカギは〈30分の散歩〉と〈7時間睡眠〉」安藤和津×高尾美穂

生理用品ブランド「ソフィ」が提供する「ソフィBe(ソフィビー)」は、ホルモンの変化でゆらぎがちな毎日を自分らしく過ごせるようにサポートする生理管理アプリ。

https://www.sofy.jp/ja/app/sofybe.html