出張はないとウソをついた
ウソを言って出張に出ることに罪悪感があったが、問題ないはずだと自分に言い聞かせて出張へと出かけた。
そう安堵したのに、なんだか気持ちがザワザワして落ち着かなかった。
油断してはいけないと、誰かが警告しているように感じていた。
第34話へ続く。
ウソを言って出張に出ることに罪悪感があったが、問題ないはずだと自分に言い聞かせて出張へと出かけた。
そう安堵したのに、なんだか気持ちがザワザワして落ち着かなかった。
油断してはいけないと、誰かが警告しているように感じていた。
第34話へ続く。
大阪府出身。フリーランスのデザイナーとして働きながら、インスタグラムで子育てエッセイ漫画を投稿。「オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく」が連載漫画、作画デビュー作。
インスタグラム@tongari.megane_digital
ブログ「※あくまでウチの場合。」
https://tongarimegane.napbizblog.jp
1995年朝日新聞社北海道支社主催「らいらっく文学賞」に入賞。以来、多数の連載を持つほか、「食と健康」がテーマのラジオ番組のパーソナリティを務める。農林水産省・食料農業農村政策審議会委員などを歴任。著書に『ハッカの薫る丘で』(小社刊)『古民家再生物語』(小社刊)など。2022年より拓殖大学北海道短期大学客員教授