この記事の目次
1.不審な訪問者
2.不審な電話

2.不審な電話

警察や業者を装い、個人情報を聞き出そうとする不審な電話の報告も増えています。強盗の下見だけでなく、特殊詐欺などの可能性もあるため、見知らぬ相手には個人情報を教えないようにしましょう。

〈よくある手口は?〉

・警察を名乗り、「犯行グループの闇名簿にあなたが載っていた」と説明し、「被害状況の確認」と称して、個人情報を聞いてくる。

・金融機関や不動産業者を名乗り、「保険請求の確認」や「リフォーム」を理由に、家の間取りなどの情報を聞いてくる。

・電力会社を名乗り、「お得なキャンペーン」の紹介をしてくる。さらに「キャンペーンの対象者に該当するか確認する」ため、年齢や家族構成などの個人情報を聞き出そうとする。

〈対策は?〉

家にいるときでも常に留守電にしておくのが最も手軽な対策法です。

他には、録音機能付きの電話や、電話機と電話回線の間に接続して使う「電話録音機」を導入するという方法もあります。電話がかかってくるたびに、「この電話の通話内容は録音されています」といった警告メッセージが流れるため、不審な電話をシャットアウトする効果が期待できます。

こうした不審な訪問者や電話のほか、最近では「家の写真を撮影している」、「誰かと電話しながら家の周囲を歩き回っている」といった不審者の目撃情報も増えています。

家や周囲の状況を下見して、他の犯行メンバーに情報を共有している可能性があるため、こうした不審な挙動をしている人を見かけた場合は警察に相談しておくと安心です。

 

『アポ電犯罪、架空請求、投資広告詐欺…ひとり暮らし女性こそ心得たい「防犯10ヵ条」詐欺にあわないために、一番大切なことは』はこちら