ニンジンをスライサーでおろしたあとに気になるのが、オレンジ色に染まった着色汚れ。洗剤で洗ってもなかなか落とすことができず、地味に悩んでいる人も多いのでは?とはいえ、食材に触れる器具に漂白剤を使うのは抵抗があるとの声も……。そこで今回はキッチンにある調味料を使って、着色汚れをスッキリ落とす方法をご紹介します。
ニンジンの着色汚れは油で解決!
ニンジンの鮮やかなオレンジ色はスライサーだけでなく、おろし皿やまな板などにも染みつくもの。しっかり洗っているので汚くはないはずですが、着色は目立つので気になりますよね。
着色汚れの原因は、ニンジンに含まれるベータカロテンという色素。油に溶けやすい性質があり、もともと水溶性の汚れに強い食器用洗剤ではなかなか落ちません。
そこで今回使用するのがキッチンにある食用油。方法は着色汚れの上に油を塗り、ベータカロテンを溶け込ませたあとにキッチンペーパーで拭きとるだけ。着色汚れが洗剤でみるみる洗い落とせるようになります。
ちなみに、カボチャやトマトなどベータカロテンを含む他の緑黄色野菜でも同様の方法が使えるので、覚えておくと役立ちそうです。