「最近はフルーツが高いから、買うのは我慢しておこうか」など物価高で“購入を控える”人もいるはずです。そこで提案したいのは、「株主優待」で定期的にフルーツがもらえる「フルーツ優待」を生活に取り入れること。これが実現できれば、食費を抑えつつおいしいフルーツを楽しむこともできるのです。※株価は4月18日終値
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フルーツがもらえる「株主優待」はどれだけ?
有名なフルーツがもらえる「株主優待」、名付けて「フルーツ優待」を紹介します。
りんごがもらえる「株主優待」で有名なものは、アークス(9948※)(株価2,877円、最低投資額28万7,700円)です。東北地方や北海道のスーパーを展開する企業だからなのか、青森県に関係のある「株主優待」を取り入れていて、津軽を代表する“飛馬(ひうま)りんご”がもらえる銘柄です。
アークスの「株主優待」は選択制で、100株では青森県産りんごが選べました(2024年2月実績)。届いたのは蜜入りりんご1箱で、家族みんなが嬉しくなりました。ほかにも、りんごを生搾りしたようなシャイニーのねぶたアップルジュースも選べます。権利は2月です。
※証券コード…証券取引所に上場する企業に割り振られる識別コードです。従来は数字のみの4桁で構成されていましたが、2024年1月以降に新規上場した企業には、数字だけでなく英文字も入ったコードが設定されるようになっています。
エフ・シー・シー(7296)(株価2,830円、最低投資額28万3,000円)も、優待族の間では人気の「株主優待」で、200株以上、継続保有期間1年以上で、三ヶ日青島みかんがもらえます。権利月は3月と9月の年2回で、3月の優待品は新茶、9月の優待品はみかんとなっています。「同一株主番号で3回以上連続して200株以上」保有が必要なので中長期保有が必要ですが、甘味の強い静岡県産の三ヶ日青島みかんがもらえます。