私が一番大変!?
由紀のカミングアウトをきっかけに、それぞれが介護に対して抱えている気持ちを口にし始めた友人たち。
私は足の悪い義母をお風呂に入れようとしていたら、義母が転び、自分も併せて転んでしまったという失敗談を話しました。
その状況を頭に思い浮かべて大笑いをする友人たち。
日々の介護に疲れていたからこそ、気の許せる友人たちと介護の苦労を笑い話に変えて笑い合える時間は、ありがたいものでした。
しかし同時に、ここで私はふと気づきます。自分だけが実の親ではなく、義理の親の介護に奔走していることに…。
そしてここではまだ気づきませんでしたが、介護について語るということは「自分が1番頑張って介護をしているんだ」とそれぞれがあらためて強く感じる瞬間でもあったのですーー。