薬に詳しい大崎

その後、無事に一命をとりとめた知保の方。

見舞いに来た宝蓮院に対し、「その者が薬には詳しくてな。良き塩梅にあつらえてもらった」と説明します。

宝蓮院が目線を向けた先には、頭を下げる大崎の姿が…。

宝蓮院が「今回の件で、その態度がいかに知保の方を傷つけているのか、家治も気づいたのでは」などと話すと、横になったまま知保の方はにやりと笑うのでした。

一方の吉原。カボチャこと大文字屋市兵衛が病で命を落としていたことが分かりました。

(『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』/(c)NHK)

そしてドラマ後半、その大文字屋の今わの際に女郎・誰袖が、蔦重と夫婦になるための「身請けの証文」を無理やり書かせていたことが判明します。

誰袖のもとを離れた蔦重は、歩きながら「ああいうのが大奥で毒盛ったりするんだろうな…」と呟くのでした。