火曜ドラマ『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』(C)TBS

※以下5月27日放送回のネタバレを含みます

第9話あらすじ

中谷(ディーン・フジオカさん)は、帰り道で偶然脅迫状の主である女性・白山はるか(織田梨沙さん)を見かけ、尾行の末、ついに家を突き止める。

中谷が自費で調査会社に依頼した結果、女性が生後3ヵ月の子どもを持つシングルマザーであることが判明。そのことを詩穂と礼子(江口のりこさん)に話すと、詩穂が実際に会いに行くと言い、心配した中谷は一緒についていくことに。

はるかの家の前に着くと、赤ちゃんの泣き声が聞こえてきたため、鍵の開いていた玄関から2人で侵入する。

部屋ではるかと鉢合わせた後、子育てに追われるばかりで、自身の食事すらとる余裕のない彼女の暮らしぶりが明らかになった。

頼れる人がおらず、全部ひとりで頑張っていたはるか。医師を始め、周りの人からは「赤ちゃんにはお母さんしかいないんだから、あなたがしっかりしないと」「大丈夫大丈夫、みんなちゃんと子育てしてきたんだから。お母さんも頑張って」との言葉をかけられる。

そんな応援の言葉もプレッシャーに感じていたようで、”私を分かってくれる人は誰もいなかった”と、シングルマザーとしての孤独を吐露。”結婚しなくても、一人で子どもを完璧に育てる”と思っていたはるかにとって、子育ては挫折の連続だった。

それを聞いた中谷は「今までずっと、家事が人ごとだったんだろう。”専業主婦は時代遅れ”そうやって世の中は彼女たちを見下す。なのに育児も介護も、主婦がいる前提で、いまだに世の中は成り立っている」と指摘。