耕書堂を訪れた意知

冷夏に加えて、浅間山の噴火などの影響で米の値が昨年の倍に上昇。

対策を講じるもなかなか成果が出ず、紀州徳川家の徳川治貞からは檄を飛ばされるなど、意次いわく「このままでは終わる」状況に…。

そんな中、”雲助”として蔦重と接点のあった意次の嫡男・意知は日本橋の耕書堂を訪れます。

店の軒先で話を始めた二人。

意知は、単刀直入に蔦重へ「実はコメの値を下げたいのだが、そなたならどうする?」と相談。続けて「コメの値を釣り上げているのは商人。商人のことは商人に聞くのが一番かと思うてな。どうすれば商人たちはコメの値を下げに走る?」とたずねます。