お嬢さんのエイ子さんにお会いして
神野:第一回の『SIZUKO』の時は笠置さんを自分の中に入れていくのが大変でした。でもあれから朝ドラ『ブギウギ』が放送されたでしょ?そこから笠置シヅ子さんの知名度 がグッと上がって、当時の映像やら音声、情報がたくさん出回るようになったんです。だから自分と笠置さんの共通点がたくさんあることがわかってきました。お嬢さんのエイ子さんにお会いしてお話を聞けたことも大きかったですね。
九条:お嬢さんのエイ子さんからはどんなお話が聞けたのですか?舞台の感想とか…。
神野:さっぱりしてる方でね、細かいことは言わず、よかったわよ!と言っていただきました。私は笠置さんの人となりのお話を聞いて、豪快でダイナミックなステージングの裏で、とても繊細で神経質な人だったとか、そういう話を伺いました。ますます共通点が多かったんだと思ったの。
九条:5年前とは違う舞台になりそうですか?って僕、インタビュアーみたいになってますけど…。(笑)
神野:そう、5年前はあくまでセリフだったんだけど、今回は自分自身が喋っているんじゃないかって錯覚するくらい。
九条:それはすごい。でも僕にとって笠置さんは、もう神野さんでしかないです。
神野:今日はこれを聞けただけで嬉しい。
公演概要
『SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE~ハイヒールとつけまつげ~』
期間 2025年8月1日(金)~8月11日(月・祝)
IMM THEATER(東京ドームシティ内)