視聴者の反応

ここまで、戯作や絵はその才能で作り、あくまで女性と遊ぶことが目的のように見せてきた政演。実は作品が認められるように、陰で必死に頭をひねり、努力をしていたことが、同じ努力型の秀才タイプ・春町から見抜かれてしまいました。

(『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』/(c)NHK)

瞬時に陰の努力を認め、受け入れようとした春町に対し、視聴者からは「春町先生が政演の気持ちに気づいているのが、泣きそうになる」「影で努力しているタイプだけど知られたくないのを、かつて自分も色々あった春町先生が根拠レスで見抜くのが、めっちゃ良かった!」「春町先生は自分の神経質な性格がコンプレックスでいじけたりもしたけどトラブルを経て、良い物を作っている人はみんな裏で自分と同じ様に思い悩んで苦しんでいるとわかる様になったんだよね。人間的成長が描かれていて良い」「春町が、政寅が陰に隠していた努力の跡を見つけ(あのなんとも言えない良い声で)両手を広げて<来い!>と呼ぶ時の嬉しそうな表情。最高!」といった感想が出ていました。

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大河ドラマ第64作となる『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった、”蔦重”こと蔦屋重三郎が主人公。

蔦重を演じるのは、NHKドラマ初出演となる横浜流星さん。脚本は、連続テレビ小説『ごちそうさん』大河ドラマ『おんな城主 直虎』などを手掛けた森下佳子さん。

さらに語りは、蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として、綾瀬はるかさんが担当する。

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大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~

【NHK公式サイトより】
大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた人物〈蔦重〉こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯。笑いと涙と謎に満ちた〈痛快〉エンターテインメントドラマ!

【キャスト】
横浜流星/安田顕/小芝風花/岡山天音/寛一郎/市原隼人/片岡愛之助/高橋克実/里見浩太朗/渡辺謙 

【作】
森下佳子

【放送予定】
[総合]日曜 午後8時00分 / 再放送 翌週土曜 午後1時05分
[BS・BSP4K]日曜 午後6時00分
[BSP4K]日曜 午後0時15分/ (再放送)日曜 午後6時00分