のぶが抱えていた苦悩

幼いころから「ハチキン」(土佐ことばで快活な女性)と呼ばれていたのぶが抱えていた苦悩が明らかに。主題歌が流れない異例の放送回となりました。

父・結太郎(加瀬亮さん)から「女子も大志を抱け」と繰り返し言われてきたのぶですが、「何者にもなれんかった。教師も代議士の秘書も会社員も何ひとつやりとげられんかった」と告白。「嵩さんの赤ちゃんを産むこともできんかった」と涙を流しました。

それを聞いた嵩は「そんなこと、誰のせいでもないよ。ボクたち夫婦は、これでいいんだよ」と優しく伝えます。

のぶは「時々思うがよ、うちは何のために生まれてきたがやろうって。精一杯頑張ったつもりやったけれど、何者にもなれんかった。そんな自分が情けなくて、世の中に忘れられたような、置き去りにされたような気持になるがよ」と続けます。

嵩は「のぶちゃんは、ずっと誰かのために走っていた。いつもいつも全速力で。のぶちゃんがいなかったら、今の僕はいないよ。のぶちゃんはそのままで、最高だよ」と伝えました。