そんな不本意なマット感を回避するため、まず気をつけたいのが、頭皮ケアができるシャンプーとコンディショナーを選ぶこと。
頭皮は髪で覆われているため気づきにくいけれど、顔と同様、乾燥し硬くなっているはず。わざわざ頭皮ケアの時間をとらなくても、シャンプー時に、指の腹でゆっくりまんべんなくマッサージするだけでも血流がアップ。特に、うなじの上やこめかみは、イタ気持ちいいくらいの圧でほぐすようにして。
アウトバスには、ぜひオイルを活用しましょう。髪が湿った状態で、ほんの1~2滴を手のひらにとり、両手をこすり合わせて薄く伸ばしたら毛先を中心につけます。つやも出るし、紫外線やドライヤーの熱による乾燥ダメージも防げるので一石二鳥。
また、ブラッシングをして髪の表面の乱れたキューティクルを磨き上げるようにするのもおすすめ。頭皮のマッサージにもなるので、いいことずくめです。
髪は、一度生えたら自力では回復しない、言うなれば《代謝をしない細胞》。頭皮マッサージでこれから生えてくる髪を丈夫にしながら、今ある髪にオイルで栄養を与えつつ、ブラッシングで磨き上げれば、つやのある若々しい印象はきっと手に入れられます。