イベント名の由来は…
<『どっちもどっち』という印象的なイベント名は、阿川さんと松本さんの性格を比較したときに思いついたという>
松本さんも私も心配性なんですけれどタイプが違う。私は心配しつつも最後は「いいや」と思ってしまう大雑把な心配性だけれど、松本さんは、「きちんとやらなくちゃいけない」と考えるせっかちな心配性。
お互いのいいところを生かして補い合うし、悪いところがあったとしてもどっちもどっちだよねということから、イベントのタイトルが『どっちもどっち』になりました。
10月・東京での『どっちもどっち』では、トークや朗読のほか、松本さんのメロディに作詞家の山上路夫さんに詞をつけていだいたオリジナルソングも披露します。私と松本さんの2人でピアノの連弾も予定していて、今年は2曲披露することになりました。
ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の劇中歌の一つ、『My Favorite Things』の楽譜を松本さんから渡されたんです。松本さんは、ピアノの先生になると急に厳しくなるんですよ。もう1曲は、フェルナンド・ソルの練習曲『Etude in A Major (Op.35 No.9)』です。今は死にそうになって練習をしています。
ピアノは子供のころに習っていたのですがやめてしまっていました。でも、指先を使うと老化防止になるから、ピアノか麻雀どっちかをやりたいなって思っていたんです。3年ほど前にバラエティー番組でプロのピアニストの方と連弾をしたときにすごく楽しくて。
「またやりたい」と思っていたところに、昨年、旧知の調律師の方と再会して、小型のアップライトピアノを購入することになりました。すごく丁寧に調律してくれて、今、家にあります。
私は子供のころでピアノをやめてしまったけれど同じようにやめてしまった人もたくさんいると思います。『どっちもどっち』にご参加くださる方には、ピアノでもいいし何かひとつ自分でもやってみようかな、くらいの刺激をお届けできればいいと思っています。
■開催情報
音楽バラエティー 阿川佐和子と松本俊明の “どっちもどっち”
出演:阿川佐和子 松本俊明
チケット:6,000円(全席指定・税込) ※未就学児入場不可
●公式サイト:https://events.yomiuri.co.jp/agawamatumoto