しぶしぶ連れ出された政演

ドラマの終盤、蔦屋を訪れた鶴屋。

なかなか筆を執らない山東京伝こと政演が、煙草入(たばこいれ)の店を始めようとしていることを報告しに来ます。

お金を集めるべく書画会を行うと聞き、蔦重は思案する顔を見せます。

それからしばらく。

真人間になったと話す政演でしたが、「これが終われば煙草入屋だ」「山東京伝、北尾政演の最後の日ってこったな」などと蔦重と鶴屋から促され、客の前にしぶしぶ連れ出されます。

すると部屋は政演の登場を待つ人でびっしり。

(『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』/(c)NHK)

「よっ!」「きゃ〜!京伝先生!」「京伝!」といった喜声が飛び交う中、ナレーションでは「そこで政演さんを待っていたのはモテのスコールにございました」との解説が。