幸せな役の巡り合わせ

――「風、薫る」に出演の意気込みは

鹿児島に生まれ、せごどんの背中を追い続け、スイスに留学していた大山巌さんを今回、演じさせて頂きます。

実はプライベートで鹿児島を物凄く愛し、さらにスイス人の奥さんがいる僕にとって、こんなにも幸せな役の巡り合わせがあるのか?!と、その感動に打ち震えております。

さっそく東京•北の丸の銅像や西那須野の墓所、旧別邸を表敬訪問したんですが、その大きさ、そして何よりも平和を強く望んでいた志を深く感じました。そんな巨大な大山巌さんを「風、薫る」の中に出現させられるよう心して臨ませて頂きます。

――朝ドラ出演について

1988 年後期の朝ドラ「純ちゃんの応援歌」以来、実に38 年ぶりの朝ドラです!当時はただただ無我夢中で日々を喘ぎながらも走り抜けていった記憶がありますね。

――『風、薫る』は作品は、看護がテーマのひとつ。看護に関わる仕事との接点や思い出などは

僕は小学生時代とにかく、やんちゃで怪我ばかり。しょっちゅう病院とくに看護師さんたちにお世話になった経験がありすぎて、ホントに頭が上がりません。