厚生労働省が2022年に発表した「人口動態統計」によると、同居期間が20年以上の夫婦の離婚割合は上昇傾向にあるそうです。しかし、長年連れ添った夫婦が離婚に至るまでにはどのような経緯があるのでしょうか? そこで今回は、朝日新聞取材班が熟年離婚の実態についてまとめた『ルポ 熟年離婚』から抜粋し、ご紹介します。
依頼者のほとんどは40〜60代
熟年離婚の割合が過去最高を更新する中で、浮気調査を長年手がけてきた探偵社からは、近年の傾向はどう見えているのだろうか。
1980年創業の総合探偵社「ガルエージェンシー」は、全国に120拠点以上のネットワークを持つ。これまで3万8千件以上の調査を手がけ、うち7割は配偶者の浮気調査が占めると、渡辺菜緒取締役は語る。
依頼者のほとんどは40〜60代。
数年前までは妻からの依頼が約9割だったが、最近は夫からの依頼が増え、今は約4割を占めるという。