例文

We live in the Internet age.

私たちは、インターネット時代を
生きている。

 

キーワード

the Internet age

(=インターネット時代)


いったい今は何時代?
イギリスには「元号」がない

令和元年となりました。御代替わりに立ち会えたことは嬉しい半面、平成が終わったことに一抹の寂しさもあり、僕は少し混乱しています。

英語圏の国々には、このような文化はありませんが、比較的似ているのが、イギリスかもしれません。イギリスでは、君主の名前で時代を呼びます。例えばエリザベス1世の治世は、Elizabethan era(エリザビーザン・エラ)、ヴィクトリア女王の治世はVictorian era(ヴィクトリアン・エラ)。しかし同じ名前の君主も多く、複雑です。1714年から1830年までの間にジョージという国王は4人いて、この時代はすべてGeorgian era(ジョージアン・エラ)と呼ばれています。

現在の君主はエリザベス2世ですので1世と区別して、the new Elizabethan age(ザ・ニュー・エリザビーザン・エイジ)the second Elizabethan age(ザ・セカンド・エリザビーザン・エイジ)という呼び方が提案されています。

一方で、君主制が薄れゆくにつれ、テクノロジーで時代を区切るようになってきました。インターネットが普及した現在、“We live in the Internet age.(私たちは、インターネット時代を生きている)と言えるでしょう。digital agecomputer ageなどの呼称もあります。

英語圏ではひとつの時代が終わってから呼称が決まるのに対し、日本では時代がスタートする時に元号を付ける。それが僕にはとても新鮮に感じられました。いま日本人は令和に生きているとわかっている。イギリス人は、君主が亡くなるまで、自分が何時代に生きているのかわからないのです。