化粧は「大人のたしなみ」、すっぴんは恥ずかしい……。そんなふうに考えている人は案外多いかもしれません。 けれどベースメイクをすることは、自分の肌を守ることであり、自信を取り戻すためのツールでもあるのです。そこで、ハレの日「松」、外出の日「竹」、家で過ごす日「梅」というシチュエーションに合わせた肌づくりを提案し、大人におすすめのアイテムを紹介。疑問や悩みにも答えます。第2回は「竹」編です(イラスト=別府麻衣 文・構成=片岡えり)

仕事や外出時は下地+コンパクトで手早く美肌に

あれこれ考えずにサクッと仕上げたい毎日のベースメイク。「手間なくきちんと見せるには、下地で肌悩みや弱点をカバーして土台のコンディションを整えてから、クッションやパウダーファンデーションを重ねる2ステップを。揺らぎやすい肌も高め安定にキープできます」(山本浩未さん)。

 

 

下地

ファンデーションと下地の関係は、洋服と下着に似ています。
色や質感など肌悩みを補整する下地を使えば、肌印象がワンランクアップ