化粧は「大人のたしなみ」、すっぴんは恥ずかしい……。そんなふうに考えている人は案外多いかもしれません。 けれどベースメイクをすることは、自分の肌を守ることであり、自信を取り戻すためのツールでもあるのです。そこで、ハレの日「松」、外出の日「竹」、家で過ごす日「梅」というシチュエーションに合わせた肌づくりを提案し、大人におすすめのアイテムを紹介。疑問や悩みにも答えます。第3回は「松」編です(イラスト=別府麻衣 文・構成=片岡えり)
ドレスアップするハレの日には、
丁寧にエイジレスな肌仕上げを
とっておきの洋服を着て髪を念入りにセットした日は、肌もドレスアップ。
「下地で土台を整えてから、美容成分たっぷりのリッチなクリームやリキッドでハリとツヤを演出して。
仕上がりを見て、どうしても気になる影や色ムラがある場合は、コンシーラーで消し去りましょう」。
クリームファンデーション
ごわつく肌や乾燥肌にもしっとりフィットし、女性らしい艶やかさを演出するクリームタイプ。
カバー力がありつつ、豊かな輝きでイキイキした印象に見せます
エスト クリームファンデーション エッセンスモイスト SPF25・PA++ 全6色 30g ¥5,500/花王
「肌の弾力が増したようにふっくら」。リッチな使用感でなめらかにフィットし、しっとり潤うツヤ肌に。皮脂や汗にも崩れにくい。
ザ クリーム ファンデーション SPF20・PA++~ 全12色 30g ¥10,000/SUQQU
「丁寧にケアしたときの艶めく肌を再現」。フレッシュなツヤが時間とともに変わり、夕方には透明感のある光沢に。美容成分もたっぷり。
コンシーラー
隙のない肌に仕上げたい時は、目の下の影や小鼻の色ムラをカバー。
ファンデーションを塗った後にコンシーラーを薄くトントン
ムード パレット 01 ¥4,000/セルヴォーク
「カバーするだけでなく、血色も仕込める」。シミや色ムラ、クマをケアするのはもちろん、頬のあたりに上気したような赤みも足せる3色パレット。オイルのツヤ感でメイク直しも自然に。