（撮影：天日恵美子）
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年齢を重ねるごとに失われていくフレッシュ感。その理由の一つが、大人特有のニオイ「気づきにくい自分のニオイは、神経を使いすぎるくらいでちょうどいいと思っています」と山本浩未さん。今回は、暑い季節にも爽やかな女性を目指すための頭と髪、口、ボディのニオイ対策を、専門家とともに考えました（撮影＝天日恵美子　イラスト＝野田あい　構成・文＝片岡えり）

【ボディ】のお悩み
回答者／花王・土倉豊樹さん

Q　そもそも体臭の正体は？ どこが臭うの？

汗にニオイはありませんが、皮膚にある常在菌が、汗に含まれる成分や皮脂、垢などを分解することでニオイを発生させます。ワキや足裏などは水分が蒸発しにくいため、菌が繁殖してニオイが発生しやすい部位と言えます。またストレスを感じると、ワキや足裏からの汗の量が増え、ニオイが強くなることも。

 

Q　ワキのニオイは個人差がある？

ワキには、成分のほとんどが水のエクリン汗腺と、タンパク質や脂質を多く含むアポクリン汗腺の２種類があります。アポクリン汗腺から出る汗は常在菌によって分解されると独特のニオイを発生。アポクリン汗腺の多さは遺伝で、後天的に増えたり減ったりすることはありません。汗が多いと菌が繁殖しやすいので、ニオイが強くなる傾向が。

 

Q　ワキの効果的なニオイ対策は？

朝も日中も、汗を拭き取ってからデオドラント剤を。濡れたタオルやハンカチを使ってしっかり拭き取りましょう。デオドラント剤には、汗腺に蓋をして汗の量を減らす制汗タイプと、汗を止めずに乾かし続けるタイプがあります。

 

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制汗アルミニウム不使用。汗を止めずにドライパウダーで肌はさらさら。殺菌作用でニオイを防ぎ長時間爽やかさをキープ。