クティと対峙するおっぽちゃん

 

口角を上げながら床をふく

「犬も長生きになってきて介護の時期が長くなるよ」
「その、認知症で食べてるのかどうかは、どう判断したらいいでしょうかね?わたしは、食べたいならある程度は食べさせてあげたいという気持ちがあるのだけど」

「お腹をこわしてないなら、まあ、ある程度は大丈夫だよ、みたところ問題はなさそうだから」

人も犬も介護の時代だ、と耳にするが、うちも然り。

おっぽは目は見えづらくなっていてガラスに自らぶつかりにいくし、毛も薄くなってきた。毛の色も薄くなり、色の種類はレッドだったはずが、アプリコットより白くなってきている。後ろ足が少し弱く、ペタンと体育座りみたいな状態で水を飲むことが増えた。

頻尿で家ではオムツをしている。

ケージの中にベッドをおいて、ケージの扉は開けっ放し。どこでも行き来できるようにしているが、オムツをしていてもおしっこが漏れたり、ゆるいウンチが部屋に散乱して、それを自分で踏みまくってもう大変!なんてこともあり悩みの種である。帰宅すると、床掃除に小一時間費やすこともあるのだ。

一体、他所のお宅は老犬とどう暮らしているのか?いい策があれば教えてもらいたいな〜と思いながら、口角を上げながら床をふく(泣きたいときに口角をあげる訓練 笑)。
 

娘さんと、シティ、おっぽちゃん