オトコは変わっても、おっぽは変わらない
おっぽとの思い出は山のようにある。かつて日本テレビさんの番組『天才!志村どうぶつ園』には、度々おっぽも出演させてもらった。後ろ足だけでぴょんぴょんと歩き、ジャガイモが大好きで、驚きの愛らしさで人気だった(親バカ)。
結婚したときも離婚したときも、いつも変わらず隣で眠ってくれた(オトコは変わっても、おっぽは変わらないというわけだ)。
動物が縁を繋いでくれるとはまさにそうで、おっぽを通して仲良くなった近所の人や愛護活動家、獣医さん、友人がいる。
おっぽはわたしが大好きだ。うちに来たときからずっと。
今だって家の中でわたしを探す。クティの目を盗んでは、わたしに近づく。よいしょとクティを抱き抱えながら、おっぽを撫でる。
わたしは、この先おっぽに何をしてあげられるだろうと考えたとき、何はともあれ、家族仲良く笑っていようと思う。ご機嫌に床をふくことを頑張ろうと思う。特に変わらない毎日の家の中を、いい空気で満タンにしてあげることを頑張ろう!と思うのだ。
思春期の娘と更年期のわたし。今日も一日頑張りましょう。