ジャニーズイズムの継承を実感

コンサートの開催が発表されたのは、11月も終わりに近づいてから。元日という特別な日に一瞬にしてドームを埋めるだけの集客力を有し、ほぼリハーサルなし、しかもピアノ1本でライブを成立させられるアーティストが今の日本に何人いるだろうか? あらためてKinKi Kidsの凄みを見せつけられた1日だった。

ライブ中のMCでも触れられていたが、公演の前日である大晦日にはジャニーズのタレントが一堂に会する『ジャニーズカウントダウン2021→2022』が、30日には嵐の松本潤が総合演出を担当した『Johnny's Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~』が東京ドームで開催された。いずれのステージにもKinKi Kidsは最年長の立場で参加していたが、彼らがいるだけで場がピリッと引き締まり、大きな安心感を得られたのは言うまでもない。

特にフェスについては、KinKi Kidsの2人もデビュー組13組71人※を見事にまとめげた松本の手腕を大絶賛。実際、フェスの演出は素晴らしいもので、筆者も現地で観ていたにも関わらず配信チケットを購入し、繰り返し視聴してしまったくらいだ。移り行く時代のなか、ジャニーズイズムは確実に継承されていることを実感できた3日間だった。

また今回のライブ中には、25周年記念の一環である「#キンキ25円でCM出演」の企画のために、2人共同で楽曲を制作中という嬉しいニュースも発表された。今は2022年のKinKi Kidsの活躍を楽しみに待ちたいと思う。

※KinKi Kids / NEWS / 関ジャニ∞ / KAT-TUN / Hey! Say! JUMP / Kis-My-Ft2 / Sexy Zone / A.B.C-Z / ジャニーズWEST / King & Prince / SixTONES / Snow Man /なにわ男子

<KinKi Kids Concert 2022 セットリスト>

01:新しい時代

02:to Heart

03:スワンソング

04:雪白の月

05:銀色 暗号

06:もう君以外愛せない

07:Happy Happy Greeting

08:愛のかたまり

09:Family ~ひとつになること

10:Anniversary

11:Topaz Love

12:硝子の少年

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