作・構成・演出・主演の堂本光一さん(右)と、ライバル役を演じるSexy Zoneの佐藤勝利さん(左)

4月5日、東京・帝国劇場にて、舞台『Endless SHOCK』の会見が行われました。今回『SHOCK』シリーズ本編である『Endless SHOCK』は、コロナ下の状況を鑑み、2年ぶりの有観客上演を断念。代わりとして、無観客でのパフォーマンスとなる『Endless SHOCK』の映像配信と、スピンオフ作品『Endless SHOCK -Eternal-』の有観客上演が行われています。2つの作品が同時に制作されるのは今回が初めてです。

この日はメディアに向けて本編撮影の様子を公開したのち、作・構成・演出・主演の堂本光一さん、ライバル役を演じるSexy Zoneの佐藤勝利さんによる会見が開かれました。

2年ぶりの披露となった階段落ち

――久しぶりの『Endless SHOCK』はいかがでしたか?

堂本光一:本編をやったのは、コロナ下で公演が中止になり、無観客で映画の撮影をやって以来なんですね。2年ぶりということになりますが、やっぱり本編ってキツイなと思いました(笑)。でも、もっとキツイのは勝利ですよ。4月10日からはスピンオフの『Endless SHOCK -Eternal-』が始まるので、2つを同時進行で稽古していますから。

今回は客席上のフライングはできないため、以前の映像との組み合わせで配信させていただくことになっています。ただ、階段落ちはやりました。まだまだできましたね(笑)。一番キツイのは、やっぱり殺陣です。

佐藤勝利:光一くんが「2本やるのは演出の一環でもある」とおっしゃっていて。それはもう(稽古で)ひしひしと感じています。本編を経験していないと得られない感情を含め、稽古も役の上でのコウイチとショウリの関係性にすごくリンクしていて。なんで光一くんは2本同時にやるんだろうとか、なんでこんなにキツい稽古やるんだろうとか……(笑)。でも、2本やることによって『Endless SHOCK』の世界に入らせていただいたなと感じています。

 

――勝利くんにとっては憧れの大好きな舞台。演じてみていかがでしたか?

堂本:観てるほうがいいだろ? 多分観ているほうがいいと思うよ、やるより。(笑)

佐藤:いやいやいや(笑)。『Endless SHOCK』は僕が初めて観たエンタメで、自分がその世界に入れるとは思っていなかったので……。当時、真正面で光一くんを見ていたのが、背中を見られる立ち位置になったのは感慨深いです。自分の人生が変わった舞台だけに、すごい場所に立たせてもらっているなと思います。

堂本:観ていたほうが楽しいけど、やるのもまた違った楽しさがあるよね。舞台って本当に長い旅なので、そのなかで一緒にいろんなものを探しながら発見していけるといいなと思ってやっています。