●ちょろけん(京都府京都市)
ちょろけん

ちょろけんは、江戸時代から明治時代にかけて京都を中心に流行した「門付け」(獅子舞などに代表される、家々を回って歌や舞を披露する民俗芸能)のひとつ。

笑いや福をもたらす縁起ものとされたのだろう。大きな顔に大きな笠をかぶり、赤い腰布を巻いた姿を藁で表現している。

 

●眼鏡(岡山県岡山市)
眼鏡

中国地方でよく見られるかたちで、「眼鏡」と呼ばれることが多い。

左右2つの輪はそれぞれ「右ない」と「左ない」で作られており、正面から見ると内側に向かって福を巻き込むような造形になっている。