わかるなあと刺さる言葉が

けれど、オリーブの部屋に転がり込んできたそのフローレンスは病的なまでにキレイ好き。正反対の性格の二人は共同生活の中で、当然のごとく衝突を繰り返すが……。
おかしな二人がそれぞれの幸せを見出すまでの姿を描いた、抱腹絶倒のウェルメイド・コメディ。

というわけである。

わたしの役は、オリーブとフローレンスの女友達の1人。学生時代からの友人達であろう。毎週のように集まって、ゲームや猥談や最近みつけたオトコの話を、気心知れた女だけで楽しんでいる。
台本を読むと台詞がいちいち可笑しいのだが、わかるなあと刺さる言葉がたくさんあり…。

実生活でも、状況や環境が変化していき、女友達とは違う立場になることも多い。

たとえば結婚しているかどうか。
子どもがいるかどうか。
仕事をしているかどうか。

本連載から生まれた青木さんの著書『母』