節電の工夫

暑さが厳しくなるこれからの季節に向けて、節電の工夫や、涼しく過ごすためのアイデアをご紹介します。

・保冷剤や凍らせた2Lペットボトルを設置する

扇風機やサーキュレーターの前に設置することで、涼しい風を作り出すことができます。その際に結露が発生して周囲のものを濡らさないよう、タオルで包んだり、下に受け皿を置いたりするといいでしょう。2Lペットボトルの場合は、8割を目安に水を入れて凍らせてください。

・打ち水をする

玄関やベランダ、風通しの良い日陰に水を撒きます。特に、朝か夕方に撒くのが効果的です。日差しの強い昼間に撒くと、水がすぐに蒸発してしまって涼しさを十分に感じられないため避けましょう。

・遮光カーテンを使用する

室内に入ってくる熱の70%以上は窓から侵入するといわれており、窓に遮光カーテンを取りつけることで、室温の上昇を軽減することができます。

・冷蔵庫カーテンを使用する

冷蔵庫にカーテンを取りつけると、ドアの開閉時に冷気が逃げにくくなるため、節電効果が期待できます。

一方で、カーテンが邪魔でドアの開閉に時間がかかったり、冷蔵庫内の温度センサーが誤作動したりする可能性があり、かえって電気代が増えてしまうこともあるようです。冷蔵庫カーテンをつけたら、その後の電気代の変化に注意しておき、きちんと節電できているか確認することをおすすめします。

・室外機カバーを取りつける

直射日光によって室外機の温度が上昇すると、排熱効率が下がってエアコンの効きが悪くなり、消費電力の増加につながることがあります。室外機が日当たりの良い場所にある場合は、室外機カバーを取りつけるのがおすすめです。

 

イメージ(写真提供:Photo AC)

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