自分の心を変えることから
講演の終盤、参加者から相川さんに、サマディ中の体調についてや、「相手に愛をもって接しようと思ってはいるが、ときどきカッとなって怒ってしまうことがある。どのように考えたらいいか」などの質問が挙がった。
サマディを行うときの体調について、相川さんは「私は10代の頃、肌荒れの悩みを抱えたことから食事や運動、さまざまな健康法を試し続けた末にヨガに出合い、その後も長い間修行を積み重ねてきた。その結果、サマディという究極の修行でも体調を整えることができるようになった」と回答。
また、カッとなって相手を怒ってしまうという悩みについては、「まずは相手を許してあげて、自分の心を変えることができれば、相手も変わっていくだろう」というアドバイスを送った。
「心のエネルギーを心配につなげるのではなく充電することに使って、自分の新しい生き方を始めてみませんか」。相川さんの言葉に、多くの参加者が頷きながら耳を傾けていた。
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相川圭子
ヒマラヤ大聖者
女性で史上初めて「究極のサマディ(悟り)」に達した、現在世界で会えるたった二人のヒマラヤ大聖者のひとり。仏教やキリスト教の源流である5000年の伝統をもつヒマラヤ秘教の正統な継承者。1991年から2007年にかけて、計18回インド各地で世界平和と真理の証明のため公開サマディを行う。2007年、精神指導者の最高の称号「マハ・マンダレシュワル」を授かる。16年以降国連の平和のイベントで主賓スピーチを行う。19年8月にはヨグマタ財団(インド)がインド政府の全面協力のもとワールドピース・キャンペーン・アワードを開催。 『心と体をととのえて、もっと楽に生きる ヒマラヤ大聖者の知恵』(小社刊)『成功への扉』(光文社)『ヒマラヤ大聖者の免疫力を上げる「心と体」の習慣』『ヒマラヤ大聖者の「手放す」言葉』(いずれも幻冬舎)など著書多数。TBSラジオ『相川圭子 幸せへのメッセージ』にレギュラー出演中。