『スイッチインタビュー』で対談した堂本光一さん(左)と羽生結弦さん(右)

翌日は、羽生が当時の世界最高得点を更新した2015年NHK杯FS「SEIMEI」の映像や、『Endless SHOCK』の見どころである殺陣や階段落ちの映像を鑑賞しながら、2人の対談を実施。身体表現をすることへの共感や、物事へのアンテナの貼り方、演出をする上での生みの苦しみなどを語り合った。

羽生は、『Endless SHOCK』のセリフ「俺達は一つ苦しめば一つ表現が見つかる。一つ傷つけばまた一つ表現が創れる」に心をぶち抜かれたと告白。さらに、

「自分が突き詰めれば突き詰めるほどここまで突き詰めなくて良いと思っている方もいる。正直見えているものが周囲と違うときは孤独、孤高だなと思う」

と自身の苦悩を話すと、堂本は

「20代の頃の俺と似ている」

と共感を寄せた。

さらに堂本が語った、フィギアスケートと、『Endless SHOCK』の舞台で行っている〈フライング〉との意外な接点とは――?


今回の対談について2人は


「違う場所にいる人間で、全然違う立場で、時代もちょっと違うけれどだからこそわかり合えて、だからこそ違う人間同士の会話を聞いていただけたら嬉しい」(羽生)

「一つの生き方の提示みたいなものが、羽生さんからの言葉に表れていた気がします。たくさんの方にご覧いただきたいなと思います」(堂本)

とコメントを寄せている。

常に高い理想を追い求め続ける2人から、どんな《化学反応》が飛び出すのか。放送を楽しみに待ちたい。

【関連記事】
羽生結弦、北京五輪フィギュアスケート男子ショートプログラムに登場!三連覇への挑戦が幕を開ける。勝利への強い思いがにじむ表情は、観る者の心をつかんで離さない
【SHOCK 祝・上演1800回!】堂本光一、感謝の会見「舞台には言葉では言い表せない幸せがある」
「階段落ち、まだまだできましたね」「追い込まれると途中から快感になってきて……」堂本光一×佐藤勝利『Endless SHOCK』への思い
NHK Eテレ『スイッチインタビュー』公式サイト

【放送日】2023年10月6日(金)・13日(金)・20日(金)
 本放送:Eテレ 毎週金曜 午後9時30分~10時
 再放送:Eテレ 毎週水曜 午前0時25分~0時55分(火曜深夜)