主演の木村昴が演じる、小説家志望の37歳・枝松脛男/『クラスメイトの女子、全員好きでした』(写真提供:読売テレビ)

『日刊SPA』の連載を大幅に加筆修正した『死にたい夜にかぎって』で2018年にデビューした爪切男さん。デビュー作から1年、辛い過去を笑い話に変えながら、人生のどん底を乗り越えた男の実話として『もはや僕は人間じゃない』を2021年に上梓した。切ない男心をリアルに描く爪切男さんの著作『クラスメイトの女子、全員好きでした』がドラマ化される
 

2024年7月11日(木)より、読売テレビ・日本テレビ系プラチナイト木曜ドラマでは、木村昴主演、新川優愛出演の『クラスメイトの女子、全員好きでした』を放送する。

原作は、爪切男による同名エッセイ『クラスメイトの女子、全員好きでした』(集英社文庫刊)。デビュー2作目から3ヵ月連続刊行で話題となった爪切男のエッセイを、《真の作者を巡る》オリジナル要素を加えてドラマ化した。

 

新川優愛演じる、編集者の片山美晴(写真提供:読売テレビ)

木村昴が演じる小説家志望の37歳・枝松脛男は、小説『春と群青』で新人文学賞を受賞。長年小説家を目指すも受賞できず、主な収入源は害虫駆除のアルバイトだった枝松。

しかし、なぜか表彰式でもどことなく落ち着きがない。実は、受賞作『春と群青』は、中学時代に埋めたタイムカプセルから出てきた、1冊のノートからの盗作だった――。

新川優愛演じる、『春と群青』を激推しする編集者・片山美晴が担当編集となり、小説の連載をすることになるが――。