スーパー銭湯で繰り広げられる、ファンとの濃密な掛け合いが魅力の純烈ライブ。しかし2020年は、新型コロナウイルスの影響で軒並み中止に追い込まれました。これまでもさまざまな荒波を乗り越えてきた彼らは、この状況下だからこそ、21年は攻めの姿勢を崩さないと語ります。(撮影=木村直軌 構成=上田恵子 ヘアメイク=平笑美子、中田愛美)
漢字一文字で表せと言われたら
酒井 新型コロナウイルスに翻弄された2020年。漢字一文字で表せと言われたら、僕は「嘘」なんだよね。正直、20年3月の時点で年内のライブはあきらめていたのに、ファンの皆さんには一時的な延期であるかのように期待を持たせてしまった。仕方ない状況だったとはいえ、本当に申し訳なかったと思ってる。
小田井 僕は「君」だな。この文字って「コロナ」の組み合わせでできてるんですよ!
一同 それ、錦野旦さんが言ってたやつじゃん。(笑)
小田井 ほかにも言ってる人がいて、印象に残ってて。どこかで披露したいと思ってたんだよね。(笑)
後上 僕は「人」。あらためて《人として生きること》について、真剣に考えた方も多かったんじゃないかなって。
白川 僕は「辛」だね。ファンの方と会えないつらさがあった1年だったから。あれっ? 「辛い」と「幸せ」って同じ漢字だっけ?
酒井 違います。
白川 あ、今、僕がつらいです……。
一同 俺らがつらいわ!(爆笑)