(撮影=天日恵美子)
人気スタイリストの石田純子さんの新連載『石田純子のおしゃれ塾』。大人の女性たちに向けて、流行を取り入れつつ、上品なおしゃれのポイントを指南します。今回は、華やかな色の取り入れ方について――(撮影=天日恵美子 文=内山靖子 ヘアメイク=木下 優)

Q 目立ちすぎないよういつもモノトーンばかり選びがちで、代わり映えしません

洋服を買うとき、つい黒、白、グレーといった無難な色を選んでしまいます。勇気を出してピンクのブラウスなどを買ってみても、実際に着るときになると「悪目立ちしないかな?」と不安になり、結局タンスの奥にしまい込んだまま……。

これまで夫の転勤について各地を転々とし、3人の子どもを育ててきて、新しい土地や学校の保護者会などで浮かないよう意識してきたせいかもしれません。

子どもたちも大きくなり子育ても一段落したこれからは、もっと明るい色の服に挑戦してみたいと思っています。華やかな色をおしゃれに着こなすコツが知りたいです。

【いつもの着こなし】

読者モデル 嶋田美恵さん(53 歳)

<Styling1>
自分の目線が行きづらいボトムスに色を入れる

イエローパンツ¥35,200、ロングシャツ¥53,900/ともにタンデム(ストックマン) タンクトップ¥8,800/DUE deux ストール¥11,000/ハナト(ムーンバット) イヤリング¥1,650/OSEWAYA(お世話や) ブレスレット¥8,640/アビステ バッグ¥6,490/カシュカシュ(アンビリオン) 靴¥12,100/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店)

【ここがポイント】

ストールは巻かず、首にかけるだけに。縦のラインが強調されて、痩せて見える効果も
小物もパンツと同色で揃えると統一感がアップ