3月らしく暖かい日も増えてきたこの頃ですが、日によっては冷え込むこともあり、まだまだ防寒対策に気が抜けません。特に、足から来る冷えは辛いもの。もこもこのルームソックスやブーツを履いて対策している人も多いと思われますが、実はそれだけでは十分な冷え対策にはなりません。足の冷えの原因のひとつに「足汗」があります。放置しておくと冷えだけでなくニオイを引き起こすこともあるため、汗をあまりかかない季節であっても足汗ケアに気を配る必要があります。
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足汗は冷え性やニオイの原因となる
足の裏は、背中や胸の5~10倍もの汗腺があり、1日にコップ約1杯分もの汗をかくといわれています。
働く女性など長時間靴を履き続ける人の場合、靴の中で汗がこもりやすく、その状態で放置されることで汗が冷えて「足冷え」を引き起こします。
あまり汗をかかない寒い季節は、皮膚の常在菌が作り出すニオイの元が汗で洗い流されず、皮膚や毛穴の中にとどまるため、ミネラルやアンモニアなどニオイ成分が多い「濃度の高い汗」が出やすくなります。
また、足汗をかく事でニオイやムレが気になり、それがストレスとなることで、さらに足の発汗を呼び、結果的に「冷え足」につながる事もあるのです。