旧校舎2階には、小学校の教室を改修した13戸のセーフティネット住宅「ひろばの家・那須3」がある。低家賃の賃貸住宅で、子育て世帯や移住希望者向け
「ひろばの家・那須2」の個室のトイレ。引き戸が全開になるので、車椅子でも介助がしやすい。手すり兼用の棚を体の前側に設置したのは、足腰が弱った人が自分の腕の力で立つ時に立ちやすいからという。案内してくれた佐々木敏子さん(左)が実演して見せてくれた
「ひろばの家・那須1」の住居内。洗面所、トイレ、洗濯機置き場は一体。トイレの横には手すりがあり、車椅子でも利用できる広さだ
2025年2月に完成・入居開始する自立型サ高住「ひろばの家・那須1」第2期の入居者を現在、募集中だ=那須まちづくり広場提供
自立型サ高住「ひろばの家・那須1」の、募集中住戸(取材当時)の内観。1LDKの部屋だが、無垢の床と3面採光、高い天井のため、広く感じる
「ひろばの家・那須1」の第1期住居には、東日本大震災後に復興住宅として使われたログハウスを再生利用した住宅もある。家全体が無垢の木で、良い雰囲気
かつての小学校のプールを改修した要介護者用のサ高住「ひろばの家・那須2」の内部。プールらしい高い天井が、明るくて気持ちいい。両端に個室が並び、中央部には広い共用スペースがある
「ひろばの家・那須2」の個室内。窓外に那須の自然が見えて、癒やされる
「ひろばの家・那須2」には檜風呂もある。木の良い香りに包まれてリラックス。木の板をうまく使うことで、要介護状態の人も安全に湯船に浸かることができるという
那須まちづくり広場の全体図。旧校舎、校庭、プールが、住居や店舗、オフィスなどに転換利用されている=那須まちづくり広場提供
那須まちづくり広場は那須町の旧朝日小学校の校舎を改修し利用している。外観は懐かしい校舎の雰囲気=栃木県那須町で、元沢写す(以下のページも写真は同)