中田耕治の同名小説が原作の忍者映画『異聞猿飛佐助』(1965年、松竹)に霧隠才蔵役で出演したときの石原さん(左)。いちばん右が篠田正浩監督
左から豊崎由美さん、石原慎太郎さん、栗原裕一郎さん(撮影:川上尚見)
「僕は政治家になったことで、自分の作品には気の毒なことをしている気がします。世の中には、有名な政治家が良い小説を書くということが許せない人間がいるからね」(石原さん)撮影:川上尚見
『石原慎太郎を読んでみた 入門版』(著:栗原裕一郎、豊崎由美/中公文庫)
平林たい子賞の授賞式で、石原さんは「今後も不遇にめげずがんばります」とコメントし、会場を笑わせた(『読売新聞』1988年6月8日)
「政治という談合の世界を見ているからこそ、文学の世界だけはフェアで純粋であってほしいという、ちょっとナイーブな、願いのような声が聞こえてきます」(豊崎さん)撮影:川上尚見
「政界進出以降、石原さんの作品に対する書評、評論の数はがくっと減っていきます」(栗原さん)撮影:川上尚見
左から豊崎由美さん、石原慎太郎さん、栗原裕一郎さん(撮影:川上尚見)