「捨てるコツ」をマスターしてみませんか?(イラスト:柿崎こうこ)
《ルール1》ポストに投函されるチラシやクーポンなどは「あとで見るかも、使うかも」とついためがち。これまで、じっくり見たり、有効に使ったりした記憶がなければ、この先も不要です。試供品も使わないなら処分
《ルール2》日常的に増える紙ゴミは、「あとで」ではなく「今」捨てることが重要です。封筒を開けるカッターや個人情報を消すスタンプなどをセットにしておき、リビングやダイニングにもゴミ箱を常設しておきます
《ルール3》古い家電や使っていない調理器具、何年も袖を通していない服、何に使うかわからないケーブル類などが貴重な収納スペースを占めているなら思い切って処分し、必要なもののために場所をあけておく
《ルール4》ものは使うために収納するのです。何が入っているか全貌が見えないクローゼットや、あふれるほどものでいっぱいの引き出しは収納過剰状態です。自分が所有しているものをすべて把握できる量に収めましょう
《ルール5》捨てるものと捨てないものを明確にするために、今季着なかった服には「今季未着用」のシールを貼ってからしまいましょう。乾物などには捨てる時期を大きく書いておき、「捨てる期限」を決めていきます
《ルール6》手帳やカレンダーに、粗大ゴミの日や資源ゴミの日、あるいは依頼した買い取りサービスの引き取り日などを書いて「捨てプラン」を管理。毎月1日を「捨てる日」などと決めるのも、捨てる習慣につながります
《ルール7》捨てるのに迷うものはいったん箱に入れ、いつまで保管するか箱に大きく貼っておきましょう。洋服でも食器類でも、何でも入れてOK。期日までに「やっぱり使う」ということがなければ、そのまま処分します