終始笑顔で対応してくださった坂上さん
『坂上どうぶつ王国』(同)でもおなじみのスタッフさん、古山憲太郎さんや桑原みずきさんは既に譲渡会のベテランになりつつある頼もしさで、訪れた皆さんに溢れる笑顔で対応。桑原さんから「坂上さん、後で来るって言っていましたよ」と聞き、お待ちしていたところ、忙しいお仕事の合間を縫って本当に姿を現してくださいました。
一般の方からの写真撮影を頼まれて全員にOKを出したかと思えば、坂上さんに保護活動のことを聞いてほしい他の愛護団体のスタッフさんが“陳情”するかのように熱い思いをぶつけたりするなか、終始笑顔で対応してくださり、「動物愛護委員会」としては初めてだった譲渡会は大成功! なんと40人もの方が手続き書に名前や連絡先を記してくださいました。
譲渡会の前に行われていた「川島なお美動物愛護賞」で“ワンダフル・パートニャーズ賞”に輝いた俳優の川上麻衣子さんらと共に私たちも坂上さんと写真撮影をさせていただき、本当にいい想い出になりました。
そんな坂上さんが2009年6月に創設したのが子役養成所で芸能事務所の「株式会社アヴァンセ」です。
創設のきっかけは、映画監督として作品に関わっていた坂上さんの元にオーディションで集まる子役たちがみな特徴のない演技をすることに「自分が子役だった頃と変わっていなくて腹が立つ」と感じたことから。自身が子役だった頃も、そして2009年当時も子役の養成システムに違和感をもっていた坂上さんが「ならば自分で…」と立ち上げたのです。