夜道で背後からプロポーズされたかった
本並 今年に入って付き合い始めて、8月に入った頃に、彼女の両親もいる時に結婚の意思を伝えました。ケジメをつけないといけないと思って。
丸山 相当緊張してたでしょ。
本並 そりゃ緊張するわ。何度かお会いしていたんで、大丈夫だろうなとは思っていたけど。
丸山 私はプロポーズをずっと待っていて、私からしようかなとかいろいろ考えていたんですよ。そんな時に、私が買った別荘に両親も一緒に遊びに行く機会があって。そこで本並さんが改まって、「お父さんお母さんよろしいですか」と。突然何を!?って思ったら、「娘さんを幸せにしますので結婚してもいいでしょうか」と言ったんです。えっ、私にプロポーズもしないうちに、それ言うの!?って。
本並 「結婚しようか」みたいなことは何回も言っていたから、今度はご両親に意思表明を、と。で、パッと隣の彼女を見たら号泣してて。
丸山 娘が結婚を申し込まれた時の両親の気持ちはどんなだろうって思ったら、すごい泣けてきて。だけど、号泣している私を見て、本並さんは笑っていたよね。
本並 どうした? と思って。
丸山 両親も、「どうぞ、どうぞ」みたいな感じで、笑ってたね。だけど、やっぱり私はその前にプロポーズしてほしかった。私は自分がすごく楽しかったり幸せだったりすると、背後を気にする人間なんですね。だから、背後からのプロポーズがいいなって期待してた。
本並 何回も言ってる、後ろから。
丸山 でも私は、一番危険な夜道で、ノーマークな時に背後からプロポーズされるのが理想だったから。
本並 じゃあ、ここを出た瞬間に言うわ。
丸山 もういいよ。(笑)
本並 結婚を決めた理由は、現役の時はもちろん、今も彼女のいるところはいつも笑いが起こるから。この人とは明るい家庭を作れそうだなというイメージができたのは大きかったかな。
丸山 私の場合は、人として尊敬できる部分は前からあったけれど、現役時代の私もバラエティーをやっている私も、すべて受け入れてくれたから。今まで通りに仕事も普通の生活もできるのはこの人しかいない。たぶんこの人と結婚しなかったら、一生結婚しないだろうなって思えた。